皆様こんばんは。たかのをです。

10月06日の日記においてコメント募集と書いておきながら、
コメントの設定が直接のリンクのみコメント可能になってました。
どなたでもコメントできるように変更しました。

今更ではありますが、私の視野を広げてくれるようなコメント
お待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

本日はこれまで。

2007/10/09 09:00追記:

これだけだと寂しいので、まじめな話とそれにまつわる馬鹿話を
ひとつ。

VOCALOID2初音ミクとニコニコ動画が大変なことになっていま
すね。既に至る所で似た考えをお持ちの方が発言されていると
思いますが、まず、私の個人的意見ベースのまじめな話を。

初音ミクはボーカルをコンピュータで生成するソフトとして、
これまでに無い費用対効果(性能・満足度を含む)を持った
製品として、MIDIの確立に並ぶほど、DTM業界に新しい風を
持ち込む製品だと思います。実際、極まった作品は素人が
歌うものよりも表現力のある作品になっていると思います。
私もユーザインターフェースの観点から、興味を持っている
製品です。

ニコニコ動画は今まで極めて困難なことであった、映像作品・
音声作品の再編集に対して、コメントと言う形で限定的ながらも
万人が再編集に参加できる素晴らしいシステムだと思います。
このちょっとした再編集が作品の品質を向上したり、新たな
作品を生むきっかけになることでコンテンツ増殖のポジティブ・
フィードバックがかかるシステムだと認識しています。

この2つが相乗効果を起こして、コンテンツ作成量がとんでも
ない数に上っています。素晴らしいことです。数が出てこなけ
れば突然変異的優秀作品も生まれないと考えるためです。

以下、これにまつわる馬鹿話です。

私の親友Tはここ2週間ほどずっと、ボイスチャットをする
たびに、「初音ミク欲しい」「初音ミク買って俺に送れ」と
ネタを振ってきました。

そのうちにDTM Magazine 11月号に試用版収録の話が。

彼も、「仕事あけたら速攻で買いにいく!」と言っていました
が、結構出不精なところがあるので、買い損ねると邪推。

たまたまamazonにアクセスしたときに上記雑誌がおすすめの中に
紛れ込んでいました。買い損ねの予測の元に、密かに注文して
買い損ねた彼を冷やかすねたにしてみようと早速予約。半日後に
確認したら既に取り扱い停止になっていました。ラッキー。

しかし、その数日後、彼のブログでいわく、「初音ミク購入」。

その時点で私の敗北決定。

昨日、私の手元に上記雑誌が届きましたが、悔しいのでまだ
開いてません。

ちっ。 B-)

今度こそ、本日はこれまで。

コメント

nophoto
ZEED
2007年10月9日6:48

では記念カキコですw

たかのを
たかのを
2007年10月9日7:32

うわ、ありがとうございます。恐縮です。

ウィロー
ウィロー
2007年10月9日9:11

ども、ウィローです。
初音ミク、名前だけは知っていたのですがボイス生成ソフトだったんですね。
DTM熱復帰とは、昔PC-98でミュー次郎を弄ってた頃が懐かしいです。
その前は、88のBASICでビープ音を・・・懐かしすぎますw

たかのを
たかのを
2007年10月9日15:02

ワタシハ ウチュウノテイオウ ザカリテ
グロアール アルカギリ(以下略。(w))

たかのを
たかのを
2007年10月9日19:57

って、ネタだけ振って寝落ちしてしまいました。
趣向に合うか判りませんが、どうぞ今後も読んで
やってください>ウィロー様

たかのを
たかのを
2007年10月11日5:21

また早朝覚醒(涙)。

そろそろ時効だと思うので、密かに見つけた人だけに恩恵があるかもしれない、9割5分の人を置き去りにするジャンルを元に初音ミク効果を考えてみたいと思います。わからない言葉は適宜wikipediaってください。wikipedia迷宮に陥るかもしれませんが・・・。

私が初音ミクをDTM業界変遷のマイルストーンと考えるのは、1)VOCALOID1によって確立されたボーカル情報作成技術がVOCALOID2により更に高品質になると_同時に_低コストで誰もが入手できるようになった、2)たまたまニコニコ動画とシンクロできた、と言うのが理由です。

もちろん、今までの技術がやそれを受け止める環境が無ければこれは成り立ちません。しかし、新しい技術の登場だけが必ずしもマイルストーンとはならないのです。技術の登場だけでしたら、既に存在していたYouTubeとVOCALOID1はMEIKO登場のによりDTM業界がひっくり返っていたのではないでしょうか?

軍事知識は戦車の分類の中に主力戦車の第n世代と言う考え方があります。いわゆる世代が代わる時に大きな革新があったと言うやつです。一般論として、現時点での最新鋭戦車は第3.5世代と分類されています。

この第3世代と第3.5世代の+0.5の差は、1)装甲のモジュール化による稼働率向上、2)高度な情報処理システムを導入し・通信衛星まで活用することで全ての戦車が上流指揮系統と有機的に接続され、柔軟な組織運用を実現する指揮通信システム(C4I)の導入です。

これと比較して第3世代の線分けとなったのは、1)主砲に120mm滑腔砲を採用、2)複合装甲の採用、です。第3.5世代と比べたらあれ?と思いませんか?特に前者。
それまでの主砲は主に105mmライフル砲でした。高々弾のサイズが少し大きくなったこととと砲身形状が変わっただけで何が違うのと疑問に思うでしょうが、これにより装甲をぶち抜くための弾である徹甲弾のによる装甲貫通メカニズムが劇的に変わったのです。それまでの装甲貫通メカニズムは徹甲弾による装甲の結晶構造の破断によるものでした。それが120mm滑腔砲の登場によって、着弾によって超高圧環境下に置かれた装甲が固体の状態を維持できずに液体の状態も持ち合わせることになると言う、塑性流動が発生することで、あたかも粘土(豆腐?)の中を更に固めのものが突き抜けると言う形式の装甲貫通に置き換わったのです。氷の柱を用意して横に置き、その真ん中に細い針金で出来た輪を通し、その下に重りをぶら下げると氷の柱はそのままなのに針金が氷の柱を通り抜けるのと同じ理屈です。
これによりそれまでの装甲の考えのメインであった、着弾をそらすことを目的とした避弾経始が全く無意味なものになったのです。

また、電脳業界でちょっと前に登場し、今は当たり前になりつつあるAJAXも実は1999年3月にリリースされたIE5に組み込まれたXMLHttpRequestというActiveXの再利用だったりします。
amazonのおすすめ商品カスタマイズって便利ですよね?でも、それは実ははるか昔にたまたま用意された機能を再発見・応用しただけなのです。

天地人それぞれに恵まれたからこそ、初音ミクはDTM業界のマイルストーンになる存在になると考えます。

さて、二度寝しよう・・・。

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