皆様おはようございます。たかのをです。

今日も睡眠障害による生活リズム調整に失敗し、眠い朝を迎えております。

この頃のたかのをは他人に喧嘩を売る日記ばかり書いていますが、特に世論に影響を及ぼす力の強いマスコミの酷さには閉口しています。既にいたるところで個別に論議されていますが、正気度チェックが入りかけた項目をとりあえず3つ程ピックアップします。

*WBCフライ級タイトルマッチ:内藤大助vs亀田大毅
 2007年10月11日 木曜18:55放送
  http://www.tbs.co.jp/program/boxing_20071011.html

たまたま夕食の時に3R途中から6R途中まで見ましたがチャンピオン内藤の圧倒的優勢から、強運によるラッキーヒットからの逆転以外に挑戦者の勝利は無いと考え、「見る価値無し」と部屋に戻って仕事を続けていました。その後、チャットで入ってくる速報を続々聞く度に、無駄な時間を使わなくて済んだ分、見なくて正解だったと言うのが正直なところです。

本日朝のNHKニュースで関係者処分の詳細を確認しました。私的意見としてはまだまだ生ぬるい処分だと考えます。既存の適当な言葉を並べて自分の子供の弁護をする気持ちは判らないこともありませんが、その前に父親であるべき自分が実は子供で、子供が子供を育てていた可能性の高さに関してはまだ把握できていないようですね。更に、子供トレーナーを承認してしまったWBCにも同様のことが言えるのではないでしょうか?

出場停止の時間を利用して親子全員で一夢庵風流記 by 隆慶一郎を読むことをお奨めしたい所です。漫画版の「花の慶次」でもかまいません。しかし彼らに内容を理解できるのか些か疑問です。

その後、日曜日のTBSはサンデーモーニングでのこじんまりした特集と、TBSに設置されている以下のサイトが試合の結果を報告した直後に沈黙しているのが苦笑を誘います。
 http://www.tbs.co.jp/kameda-boxing/

*アッコにおまかせ
 2007年10月14日放送分
 http://www.tbs.co.jp/akko/index_web.html

はい、ご想像の通り初音ミク特集です。私は以前の日記で初音ミクのことを高く評価しています。詳細は以下をご覧ください。
 http://diarynote.jp/d/45204/20071009.html

録画を確認しましたが、木を見て森を見ずどころか「葉を見て森を見ず」レベルかつ事実誤認誘導の悪意を感じる内容でした。確かに、取材された人の「俺の嫁」発言はいかがなものかと考えます。それよりもそれがもたらしている効果を全く解説していません。発売元のクリプトン社のインタビューもスキャンダル性のあるところだけの流用のようです。

DTMシステムでの音楽情報の入力に、リアルタイム入力と言うものがあります。MIDI規格に準拠した楽器演奏による直接入力です。さて、皆様の目の前のマシンのいくつかはWinXPを利用していると思いますが、OSのレベルで音声認識・発声によるアプリへの文字列入力が実現しています。また、以下のURLにあるとおり、鼻歌による楽曲検索も実用化状態です。
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/09/news085.html

さて、この技術の複合により入力者が実際に歌を歌うことによるリアルタイム入力が実用化され、VOCALOIDシステムのバージョンアップによる更なる制作結果の品質向上がなされた場合どういうことが起きるでしょう?
ボーカルを生業としている人がどれだけ職を失うのか、技術変遷と音楽コンテンツ制作主体の主導権移行がどのようになるのかを見守りたいと思います。

私は和田アキ子の教養は一般人を超えるものがあると考えています。しかし、あのプレゼンテーションではとてつもない誤解して当たり前ですね。

*地球!ジオグラTV仰天!知的ミステリー〜ゴク選映像大冒険SP
 2007年10月13日 土曜日19:00放送
  http://www.tbs.co.jp/program/geogra_sp_20071013.html

 たまたま食事をしていて「END DAY 〜地球最後のシナリオ〜」の部分だけ見る羽目になりました。その中では以下の2項目について言及されていました。

 ・巨大隕石の地球衝突
 ・粒子加速器によるブラックホール合成実験

 前者はまぁ、良いでしょう。恐竜絶滅の最有力説が隕石衝突による地球環境の激変であることは多くのことがご存知だと思います。

 後者がはじまった時点で、驚きのあまり大声を上げてしまい、見終わるまで頭が真っ白でした。映像の概要は次の通りです。

 ・実験を強行する科学者。
 ・それに反対する民間団体。
 ・実験開始後崩壊していく粒子加速器。
 ・そして上空に現れたブラックホールが全てを吸い込む。

ちなみに本年より稼動開始している粒子加速器:LHCにより7テラ電子ボルトのエネルギーを駆使してマイクロブラックホールを作成する実験をするそうです。
全てのエネルギーが静止質量に変換されてしまうと言う、とてつもない偶然が発生した場合、有名なe=mc^2の式から誰でもそのブラックホールの質量を計算できます。現実にはこれよりはるかな小さな質量しか生成不可能です。厳密な計算は既に他の皆様が実施しているのでここでは取り上げません。

この実験による安定したブラックホール発生には大きな障壁が幾つも立ちはだかっています。1)そもそもブラックホールは成立するのか、2)出来たとしても極めて小さなブラックホールしか作ることが出来ない、3)ホーキング博士によるブラックホール蒸発理論に基づく速やかなる蒸発、が主なものです。

これらを全部突き破って安定したブラックホールが出来上がったとして、その質量の小ささから、成長には気の遠くなる時間がかかります。それが地球を生存不能な天体にするまでの時間と太陽の寿命の過程における赤色巨星化による地球居住不能とどちらが早いんでしょう?

忘れていました。この特集の最後の番組サイドと思われるコメントです。
  「可能性はゼロではない。」

ここまで書いて放送局が同一であると言う事実にやっと気が付きました。早速タイトルを一部変更。

どうやら政府傀儡のNHKの方が他と比べてまだましのようです。頭痛い・・・。

本日はこれまで。・・・にしたいなぁ。

コメント

nophoto
zero
2007年10月16日11:30

NHKが政府の傀儡?
うそぉ。

たかのを
たかのを
2007年10月16日15:23

zero様
コメントありがとうございます。

どの様な組織にも多かれ少なかれバックボーンがあります。例えば、民主党の最大支持基盤は全日本自治団体労働組合
(自治労:国家公務員の労働組合)です。自分で出しておいて極めて意味深な例ですが。

NHKは放送法第7条〜で規定されている公共放送事業者であり厳密には国営放送ではありません。しかし、法律で縛られているがゆえに国からの強い圧力には自ずと弱くなると私は考えます。

この事と、私は現在、多くの放送局・新聞をこき下ろしている状態なので、あえてNHKに対しても最悪の表現をさせてもらいました。私個人としても最悪のうちの最も最悪な表現を選択したと考えています。
前述のどんな組織にもバックボーンがあると言う事を強調したいが故です。かなり誤解を生む表現を使っていますが、このご時勢、これほどの表現をしないと、どんな組織にも「どこかに黒幕の存在は居ないのか?」と言う疑問を持ってすら頂けないと考えているためです。このような点で、zero様に疑問を持っていただけた上、コメントを頂けた事をうれしく思っています。
しかし、これ以上の言及は避けたいと思います。と、言うのも先の参院選前から顕著な、マスコミに踊らされた国政選挙の話からスタートして、政治の話でぐちゃぐちゃかつ長文日記を別途用意する羽目になりそうなためです。私の精神衛生上是非ともご勘弁ください。

NHKはほぼ私たちの支払う受信料のみで運営されている組織です。ごく僅かにではありますが政府から補助金がある程度です。ご存知のようにある団体に少しでも有利に働く表現を自ら排除しています。ある商品のラベルを隠すなどが良い例です。

一方、民間放送局にはスポンサーが存在し、バックの新聞社が存在しています。更に新聞社のバックには政治団体・政党が絡んできている等、その奥底が酷い放送局が少なからず存在しています。その酷い例はよく耳にされると思います。

このような観点から考えると、国民による制御が一番反映されるマスコミはNHKであるといえると差し支えないと私は考えます。

NHKを大事な情報源と考えている人は下手な言い訳をせずにその対価である受信料を支払うべきでしょう。少なくとも我が家ではNHKは重要な情報源のひとつであるがゆえに、受信料支払いをしています。zero様をはじめとして「傀儡」の言葉に疑問をもたれた方は是非ともNHKの存在の重要性をご一考いただければと考えます。

さて、今回や先に書いたマスコミの愚行ですが、その裏には一体何があるのでしょう?このコメントを読んで頂いた皆様には是非とも自分なりに情報収集した上で考察をしていただければ幸いです。

以上です。

nophoto
ニックネーム無し
2007年10月18日9:35

通りすがりでカキコ失礼。
>・実験を強行する科学者。
>・それに反対する民間団体。
>・実験開始後崩壊していく粒子加速器。
>・そして上空に現れたブラックホールが全てを吸い込む。
それなんて「ガイア―母なる地球」?
まぁ、あの話は空中に現れるじゃなくて地下に落ちるでしたが。

たかのを
たかのを
2007年10月18日11:26

>ニックネーム無し様

コメントありがとうございます。
同感です>「それなんて「ガイア―母なる地球」?」。

私の記憶の範囲内なので、先に私が書きました映像内容が全て正確とはいえません。しかし、私ごときの知識でも即時に可能性はほぼ0%と判る内容だったと記憶しています。

どなたかあの番組を録画している人が居られたら、自分の記憶確認の為に今一度見てみたいと考えています。

たかのを
たかのを
2007年10月18日11:55

>zero様

zero様のご指摘に関しまして、別の方から直接に、「朝日新聞によるNHK番組改変問題」から見た場合「政府傀儡」の認識はおかしいと指摘を頂きました。

丁度この頃、私は持病の悪化で食事+αと睡眠以外の生活を実行できない状態にありました。しかし、知らないことには変わりありません。

諸説入り乱れている・現時点でも完全な決着が付いていない・私自身の記事読破はこの一件を言及できるまでに進んでいない、の3つの理由から私個人としてNHK番組改変問題に関しての意見はまだ出せません。

しかし、私の発言である「政府傀儡のNHK」は読んだ人の誤解を生む危険な表現であることを理解いたしました。

NHK番組改変問題に関わらず、可能な範囲で情報収集を継続し、自分の認識が変わることになった場合は、別途この文章に対する謝罪のブログをしたためたいと考えています。

私の視野を広げていただけるコメントを頂き、心より感謝いたします>zero様&直接に指摘していただけた方。

たかのを
たかのを
2007年10月18日12:01

先のレス、一部訂正します。
「朝日新聞によるNHK番組改変問題」

「NHK番組改変問題」
この方がより一般的な表現のようですね。

引き続き、自分なりに学習していく所存です。

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