皆様こんにちは。たかのをです。

長年患っている睡眠障害がこの頃ひどく、耳から血を噴出しそうな位に眠いです。

さて、昨日書いた日記でのアイデアがあっさり水泡に帰してしまいました。

今回の決定は中国国内の反対意見や慎重論に考慮ということですが、反対意見や慎重論はどのような人たちが出したのでしょう?

日中戦争の中を生き抜き、日本に対して激しい憎悪を今だ抱かざるを得ない年配の方でしたら、感情論としても至極妥当だと思います。

一方、被災者たちは震災発生後の対応の遅れから「誰でもいいから助けてくれ」という感情が最優先し、先のような年配の方でも「戦争の償いだ」的な感情にとどまると思います。

それでは、武装解除した航空自衛隊所属の輸送機が中国国内に支援物資を搬入することで損をする人たちが誰か邪推でもしてみましょうか。
武装解除処置ですが、自衛隊はAC-130ガンシップなんて代物は保有していないはずですし、C-130に武装を施すとしても小口径の機銃が精一杯でしょう。30分もあれば武装解除できるはずです。

戦争後に中国が継続的に行っていた日本に対するネガティブキャンペーンの影響を強く受けた人たちや、ネガティブキャンペーンを実施した当事者達の場合、被災者救済最優先の考えの具体案として、24時間程度で離陸準備が整う自衛隊機に支援物資を積載し派遣することでもたらされる中国国内の反日感情の緩和は、自分たちの立場の弱体化につながる厄介なイベントになるでしょう。

そのような人たちが反発の声を上げているのだとしたら、自分たちの立場弱体化と今だ命の危険にさらされている被災者を天秤にかけた結果として、前者を取ったと考えるのが妥当だと考えます。

さて、日本が総力を挙げてチャーター機を確保すべく東奔西走したとして、その間にどれだけの方が命を落とすことになるのでしょうか?自衛隊機ならあと12時間もあれば支援物資満載で離陸できるでしょうに・・・。

今回の反対意見や慎重論を被災者の皆さんが聞いたときにどういう反応をするのだろう?と考えると、私なら理不尽と怒りの感情が湧き起こるだろうと思います。実際のところを知りたいものです。

日本は日中戦争や太平洋戦争のときに「国体」というきわめて根拠に乏しい面子を重んじて、数々の失策をうみだしています。

中国ではネガティブキャンペーンの一環として「国体」を紹介したことってあるのでしょうか?興味深いところです。

本日はこれまで。

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